漢検1級のチャレンジャーの方のお悩みは、漢字が多すぎて混乱しちゃうということだと思います。
実際、漢検1級の漢字は6000字もの量です。
中国語検定1級の単語量が5000と聞いたため、それ以上の漢字量になりますね。
(圧倒的に中検1級の方が難しいと思いますが、必須漢字量の比較として書きました。)
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ここでは漢字をいくつかのグループに分けてイメージが湧くようにトレーニングをしていきます。
訓読みの詰め込みよりイメージを先行すべき
漢検1級の訓読みは沢山あります。完璧主義の方ほど、どれを覚えたらいいか・・・と路頭に迷うと思います。
しかしイメージが頭に入れば、そこから派生した読みも類義語や対義語問題や文章題の書き取り問題にも応用が効くと思います。
- 漢字の訓読みを覚えようとする→優先順位でストレスになり学習効果が落ちる
- 漢字のイメージを頭に入れる→漢字の根本が理解できるので様々な応用が効く
しかし一気に頭に入れるのも効率が悪いので、似た者同士の漢字をグループ分けにして一気に頭に入れていく方法をとりたいと思います。
この考えを漢字を音符で分類すると定義するようです。
(『漢字音符辞典』を参考にさせていただきました。)
亜のグループ(赤字は2級以下の常用漢字)
白くて漠然とした悪いもののイメージ
- 口:で悪口ばっかり言っていると「口が聞けなくなる」
- 口:そして心がこもってしまうと「怒り」へ
- 木:その人は「木のまた」にいるようだ。RPGにいる木の怪物のような根っこのこと
- 土:「白土」の上に座っている
- 金:どうやら「しころ」を持っている!
- 金:「びた」も持ち出した
- 最後の2つ前半:「つぼ」は悪い意味で使われる?
- 最後の2つ後半:よく見るとつぼに棒が1本追加。これは夢?1日経って起きた主人公は悪意はびこる「宮中の通路」で寝ていたようだ。
阿のグループ
おもねるイメージ
- 女:おもねる女性は「たおやか」に見える
- やまいだれ:しかしやりすぎは「やまい」になる
愛のグループ
あいまいな様子のイメージ
- 口:愛を語ろうとして「おくび」をしてしまう
- 雲:その様子を思い出して恥じながら空を見ると「雲がたなびくさま」が見えた
安のグループ
不安定さのイメージ
- 革:どうやら「くら」を無くしたようだ
- 日:心配して眠れなくて「遅く起きる」
- 手:おかしいな「おさえていた」はずなのに
- 魚:心配な気持ちはまるで「あんこう」のちょうちんのように繰り返された。
まとめ
個人的には愛の持つイメージがあまり良くないことに驚いた記憶があります。
このように漢字学習は誰もが持つ常識を根本から考え直す魅力を持ち合わしています。
漢検1級を目指して頑張りましょう!
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このように登場する漢字の順に意味を「」でくくって覚えやすいようにストーリーを考えて行きます!漢字の一覧を見た際にパッと情景が浮かんでくれば素晴らしいですね!
続きを早く勉強したい方は次の音符辞典をオススメします!
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