漢検1級に独学でも合格するためには漢字のイメージの理解が必要です。ここでは漢字の音符に注目して「ウ」という形の音を含む漢字を一気に覚えてしまおうというコーナーです。
音符って何だ?という方は下記をご覧ください。
于のグループ:
ここのイメージ
- 「ここ」を
- しんにょう・糸「曲がった」所に
- 皿:「鉢」の上の
- 木:「おうち」で作った
- 竹:「笛」があると、
- 口:男は「嘆いた」
羽のグループ:
羽ばたくイメージ
- 木:「クヌギ」釘をトントンと羽ばたかせるイメージ
雨のグループ:
しとしとのイメージ
禹のグループ:
王のイメージ
- 「中国の王」
- 歯:歯で王様が暴れると「虫歯」になる
烏のグループ:
烏の鳴き声のイメージ
- 「カラス」が
- 口:口から「ああ」となく
云のグループ:
うんぬんという言葉から連想されるイメージ
- 糸:体調が「乱れて」
- うんぬん「言い」ながら
- ウン「香草の名」を
- 一番右:「くさぎる」
雲のグループ:
雲のイメージ
- 糸:「うんげん(模様の一種)」の
- 土:「びん」を眺める
まとめ
今回1つだけ要注意の言葉があります。
皆さん、どれだかわかりますか?
答えは、「云」の音符を用いる芸に似た文字です。
これは芸術の芸とは全く違います!
本来芸術の芸は、藝と記述するべきなのですが、今の日本では旧字体が使われないためこのうな混乱が生じるわけですね(笑)
現体制の漢検1級では旧字体は直接試験には関わってはきませんが、漢字をしっかりと理解するためには学習をして損はないと思っています。
漢検1級の旧字体を手取り早く学習するための学習書はやはり下記の一択です。
過去問からの出題内容が大半を占めた平成22年度より先の平成23年度以降からの過去問題が重複を抜かして掲載されている。ただし、難化が進む平成26年度以降の問題は本書には未掲載なのがネックである。しかし、付録には漢検1級の黎明期にて出題されていた問題を集めた旧字体一覧が掲載されており、それだけでも本書の購入価値は十分にある。
現在の難化傾向の過去問の入手方法は下記をご覧ください。
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【漢検1級】漢字が意味不明レベルの難易度!最年少や芸能人の勉強時間や合格率を上げた勉強法
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漢検1級は膨大な暗記+運用が要求されますが、千里の道も一歩からです!
少しずつ頑張って行きましょう。